学部の4年次および研究科の2年次では、卒業論文や修士論文の執筆に取りかかり、毎年1月の期限までに提出します。これらの論文の「書き方」には一定のルールやマナーがありますので、本ガイドラインでは、主に卒業論文を想定して、その基本的な事柄について解説します。解説の内容は修士論文にもおおむね共通しますので、参考にして下さい。
なお、「論文の書き方」については、それぞれの学問分野をはじめ、学会や教員などによって、ルールや慣習が異なる部分があることが少なくありません。したがって、本ガイドラインは、本研究室での、いわば“ローカルルール”であることをあらかじめ了解願います。
<目次>
1.「論文」を執筆する前に知っておくこと
1)卒業論文/修士論文について
2)そもそも「論文」とは
3)「論文」の「長さ」について
4)「内容」に関する基準について
5)「形式」に関する基準について
2.「論文」を執筆する上でのルールやマナー
1)「原稿用紙」の使い方
2)論文構成について
①「論文」の全体構成について
②「序論」について
〔参考〕漢詩の絶句の形式と構成
③「本論」について
④「結論」について
3)「執筆要領」について
4)「引用と出典表記」について
5)「文章表現」について