研究室

 「地球の学び」研究室の主な研究対象や関心領域は以下の通りです。以下に示されているものに限定しているわけではなく、これらのキーワードと自分自身の関心事や研究テーマとの接点や関連をぜひ考えてみてください。そこから新たな「問い」が生まれてくるかも知れません。

<主な研究対象・関心領域>

1)国際教育論
 ・開発教育/グローバル教育/持続可能な開発のための教育(ESD)/地球市民(グローバルシティズンシップ)教育/ほか
 ・人権教育/平和教育/環境教育/多文化教育/国際理解教育/ほか
 ・社会教育/成人教育/生涯学習/民間教育運動/新教育運動/ほか
 ・教育思想/教育政策/教育・学習方法/教材・カリキュラム開発/教員養成/ほか
 ・参加型学習/経験学習/共同学習・協同学習・協働学習/ほか

2)市民組織論
 ・NGO(非政府組織)/NPO(非営利組織)/CSO(市民社会組織)/など
 ・社会運動/市民運動/市民社会/など
 ・ボランティア/ネットワーキング/など

3)国際開発論
 ・国際協力/開発理論/開発思想/など
 ・地球的課題:開発/環境/人権/平和/文化/ジェンダー/情報・テクノロジー/など
 ・持続可能な開発目標(SDGs)/ポストSDGs/ポスト開発/など

 なお、この研究室の研究目標については、「トップ」ページに掲載の「はじめに:この『研究室』がめざすこと」を一読して下さい。

地球のことば(1)

私たちが今、運用している公教育制度では、間違いはもっともしてはならないことである。
その結果、私たちの教育は人々から創造的な能力を奪っている。

ケン・ロビンソン(Sir Kenneth Robinson 教育者・英国 1950-2020
Original Resource: Ken Robinson, “Do schools kill creativity?“, TED 2006, Transcript 05:14-. 仮訳:湯本浩之
参考:K・ロビンソン&L・アロニカ『Creative Schools: 創造性が育つ世界最先端の教育』岩木貴子(訳)、東洋館出版社、2019年。

<コメント>
 さまざまな分野の著名人らによる講演会を開催し、ネット配信しているTED。上記の「ことば」は、その2006年のカンファレンス(TED2006)に登壇したケン・ロビンソンの講演「学校は創造性を殺してしまっている(Do schools kill creativity?)」の一節である。
 その前段では、子どもたちが間違えることを許されないまま大人になっていく、と次のように警鐘を鳴らしている。

  間違えることと、独創的であることが同じだと言っているのではありません。
  ひとつ確かなことは、間違えることを怖がっていては、オリジナルなものは生まれてこないということです。
  そして、大人になるまでに、ほとんどの子どもたちはその能力を失ってしまう。
  子どもたちは間違えることを怖がるようになってしまうのです。
(出典:同上、仮訳:湯本浩之)

 この講演は、TED史上最高の再生回数を更新し続けており、2021年3月末現在で7,000万回を越え、世界的な支持と反響を呼んでいる。このほかに以下の2本の講演も示唆とユーモアに富んでおり、グローバル時代の教育を考える上で重要な「問い」を発している。
  「教育に革命を!(Bring on the learning revolution!)」TED 2010, February 2010.
  「教育の死の谷を脱するには(How to escape education’s death valley)」TED Talks Education, April 2013.
 なお、上記に引用した原文(英語)は、TEDの画面下にある「Transcript(筆記録)」で表示されるので、参照されたい。