ティアギ “深刻な対立は、大きく明白な文化的なちがいからではなく、見過ごされがちな小さなちがいから生じる”【地球のことば (33)】

 価値観や立場のちがいが、かつてなく可視化される時代に私たちは生きている。国際社会における武力紛争や地政学的な緊張、国内外の政治や経済や社会における分断、そして、SNS空間での激しい応酬や誹謗中傷。互いに「正しい」と信じる立場が衝突し、その溝が埋まらないまま固定化していく光景は、もはや特別なものではない。
 こうした状況において繰り返し語られるのは、「対話の重要性」や「相互理解の必要性」である。しかし、対立が生じたとき、私たちは何を拠り所に対話しようとするのだろうか。互いに前提としているルールや価値基準そのものが異なっている場合、対話はどこから始まるのだろうか。(続きはこちらへ)